NOTIA通信

自閉症児のためのABAセラピーを行う「株式会社NOTIA」のスタッフによるブログです。

新人セラピストの気持ち

ぐっと冷え込む季節がやってきましたね。皆さん体調は崩されていませんか?

今年はクリスマスツリーが欲しいなあと思っていたのに、あっという間に12月を迎えてしまった関西地区 森下です。
こうやってあっという間に今年が終わってしまうんでしょうね!
今年目標にしていた、やり残したことを思い出しながら。。。あと1か月少しでも達成できるようにしたいですね。

さて、今年は夏から秋にかけて、北陸地域と関西地域でセラピストを何人か採用し、研修をおこなってきました。

研修は各地域のSVと準SVが担当し、自分の担当家庭に協力していただきセラピーの見学&実地訓練が行われます。

新人セラピストたちはみんな最初はもちろん緊張していますし、はじめて会うお子さんを前にうまくできなかったり、落ち込んだりすることも多いです。

ですが、研修が終わるころにはみな
「想像以上に難しく大変だった。でも頑張りたい、お子さんたちと一緒に成長したい!」と強く思ってくれています。
私はいつもその気持ちをとてもうれしく思います。私がはじめたころに思った気持ちと同じだからです。

私がセラピストをはじめたころは、つみきの会と関わってセラピストをやっている人はほんのわずか、片手でかぞえるほどでした。
少しずつ、少しずつセラピストが増え、NOTIAができ、いまでは全国50名近くのセラピストが在籍しています。
ABAもあの頃に比べたら、認知度もかなりあがりました。
それでもまだまだABAやABAセラピストという言葉を知らない人はたくさんいます。
でもまた数年後は、きっともっと世の中は変わっているんだろうと思います。

何年か先も 元気に、今の気持ちと同じように、大切に思いながらセラピストをしていたいな~。いまふと思いました。


そんな風にしみじみと思いながら、明日もお子さんとご家族と一緒に、未来のために、セラピー頑張ります♪







素敵な作品

関西地区の森下です。

8月も終わりに近づき、ただいま関西では神戸市にてABA支援者養成講座を行っております。
全国各地からABAを学びたい!!という方々が参加し、3日間にわたり講義や実地訓練に取り組まれています。
私も2日間参加し、皆様の熱意に元気をもらったばかりです。

さて、今日はあるセラピストのピアトレーニングを見学したときに、とても素敵な作品を作っていたのでご紹介します。

ピアトレーニングとは、ピアとなるお子様に来ていただき、先生の指示の元、一緒に課題をしたり遊ぶことを通じ、普段セラピーでやっていることの般化を促したり、園でのお友達とのやりとりを円滑にしていくために行っていきます。


こちらのご家庭では週二回のセラピーのうち、週一回の1時間をピアトレーニングにあて、ピアのお子様1名に来ていただいています。
ピアトレを始めて4ヶ月、お友達と会話したり一緒に遊ぶことが増えてきてとても良い雰囲気を見させてもらいました。

課題の中の1つ制作の時間に「ちぎり絵」を行っていました。
工程を説明したあと、折り紙をちぎり、ノリで貼っていきます。

時間をかけ、がんばって作ったのがこちら。
iage3 (2)


そしてセラピストが作ってきた、こちらの画用紙を重ねます。
mage1 (8)


そうすると、、、、

mage2 (2)

こんなに素敵な打ち上げ花火が出来上がりました☆☆☆

課題1つ1つは、何を目的にするかを明確にし、行っています。

ピアトレの難しさは担当のお子様だけでなく、ピアのお子さんにも楽しんで、毎回来たいな〜と思っていただける工夫も必要です。
この日もピアのお子さんはとても楽しそうに受け、作品をお土産に帰っていきました。

さすが!と褒めたくなるセラピー時間でした。

タ行がでたよ

こんにちは(*^_^*)関西地区森下です。

GWいかがお過ごしでしょうか?


この3月に担当しているお子さんが音声模倣でやっと!!!!タ行が出ました♪
今回はその経過についてお話ししたいと思います。


セラピーをはじめて1年半。発声の強化からはじめ、少しずつ少しずつ出る音が増えていきました。

はじめはパ・バの音が出ました。それからま・ん・あ・お・も・い・え・ぶなどの音が真似してできるようになりました。
この時点で口の形の真似をするのはとても上手でした。

大きく口をあける(ア)、口を盾にあける(オ)、唇をふるわせる(ブ)、唇を横に引っ張る(イ)、口を閉じる(ン)
ここまで出てくるとそれらを使って新しい音につなげることが出来てきます。

い+あでヤの音、い+おでヨの音、ん+い(ゆっくり口をあけるよう)でミの音、ぶ+あでワの音などです。
少しコツもいりますが、そのようにして新たな音を獲得し始めたころ(開始から半年)カ行が少しずつ出始めました。

最初は痰がつまったときなどに「カーーーっぺ!」とやるような喉を鳴らした「かー」の音が出てくるようになりました。
その流れで喉を鳴らしながら「こー」も。でもまだ音はきちんとつきません。
毎日やっていると時々きちんと有声音で言えるときが増えてきました。
そしてカ→キ→ケ→ク→コの順でカ行が出るようになりました。
その他の音でその時言えていたのはア行・マ行・ヤ行・ワ行・ブ・くらいだったと思います。

そこからは半年ほど迷走期間となります・・・・・・・・。
でも途中ハ行も少し出るようになりました。

セラピスト勉強会のデモに参加し、代表からも舌があまり動いていないため、とにかく舌を使う練習をするようにと言われました。

舌が少しも口の外に出ないので、少しでも動いたら強化から始めました。
指やスプーン、ヨーグルト、せんべい、お子さんの好きなものを唇の端につけたり(もちろん手や服でぬぐおうとするので防ぎながら)もしました。

舌が少し動くようになるとラとレに近い音が出るようになりました。(なるべく舌を強調して見せました)
それでも新しい音はなかなか出ません。舌と音声模倣の練習は続きます。


そしてついに舌が少し口の外にでるようになってきました。
そうするとナ行が出るようになってきました。ニャとかニョとかいう感じです。舌を使って音が出ることが分かりました。

でも‘タ‘を言わせようとすると‘カ‘になります。タ行とカ行はどちらかが出るけどどちらかが出ない・・・ということが多いですよね。


3月中旬、ものすご~く小さい聞こえないほどの声で口元を良く見せ 「タ・・・・・」といったところ
なんと同じく小さい小さい声で「・・・・・タ」と言いました。

聞き間違えるはずありません!待ちにまで待ったタがやってきてくれたんです!!!!!
そのあとは何度も小さい声で、舌をなじませるように「タ」を繰り返しました。
怖いのは「カ」が出なくなること。なのでカ行も時々はさみながら。

今までと変えたことは、小さな声で言ったことくらいだと思います。そんなことでタ行がでるようになったのです。
でもやっぱり何かいつもとは違うアプローチが必要だったんだろうと思います。


セラピー終わり、お母さんの前でもちゃんと言えました(えらいo(^▽^)o!!)

ようこそタ!!!!ありがとうタ!!!!よくがんばったねk君!!!!!お母さんお疲れ様でした!!!!



現在ではサ行のみ残っていますが音を組み合わせて要求を言えたり、物の名前をいえたり、できています♬

その他口周りで練習したことは
ストローで飲む
ラッパ・笛をふく
シャボン玉をふく
そしてペットボトルから飲めるように練習中!です。

音声模倣でお困りの方の参考に少しでもなると嬉しいです。

長い期間苦労している場合は最寄りの発達相談、コンサルティングもぜひお問い合わせください!
一度客観的に見てもらいアドバイスをもらうだけでも少し前進すると思いますよ♬


関西地区
森下 真生





お話ししていい?

少しずつ秋らしくなってきて、いよいよ10月ですね。


先日、セラピーが終わり お母さんとお話ししていると
いつも私たちの間に入り自分の話をしゃべってしまうHくん。でも今回はちょっと私たちの様子をうかがっているみたいです。
そして話しだしたと思ったら

「僕もお話ししていい?」

と一言。

この一言がとってもうれしかったので話を中断してH君の言いたいことを存分聞いてあげました。

何気ない一コマですが、ずっとこのお話しするタイミングや声掛けを練習してきたのでとてもうれしかったんです。
何よりも、そばで私たちの顔を見比べながら
今言っていいのかな?だめかな?ちょっときいてみようかな?という風に考えれたんだなぁというところに感動しました。

唐突に話し出したり、相手が話しているところに割って入ったり、全く違う話をしだしたり、と
お話が出来るようになっても、色々と改善したいポイントは見つかるんですよね。

今度はお友達に話しかけるときに、同じように良いタイミングで自分の話ができますように!

次なるターゲットもお母さんと見つけてがんばりたいですね!!


関西地区
森下 真生

身体を使って

気付けば明日から7月。早いですね~。じめじめ~な天気もあと少しでしょうか?

突然ですが、私、実は腰痛持ちです
中学生の時からのお付き合いです。
中学時代、陸上部で走り幅跳を専門にしてまして、ジャンプするときにすごい勢いでエビぞりになるんです。
そしてそれをやりすぎて痛めました。。。ピキっという音がして着地の瞬間崩れ落ちたのを今も忘れていません。


そんな腰痛持ちの私ですが、今日は 身体を使った(体を張った?) 遊びを少し紹介したいと思います
これまで、お子さんが楽しんでくれたものです!
ニコニコ笑ったり、声を出して喜んでくれるというのはもちろん、笑っていなくったって
手をひっぱってもう1回やってよ~と示してくれたら楽しませているって証拠ですよね!


●座布団で魔法のじゅうたん
座布団にお子さんを乗せて、ひっぱる、もちあげてはしる(体重的に年少さんまでかも!?)、くるくるまわす

●お布団寿司
布団の端っこにお子さんを縦(普通の寝方)ではなく横にして寝かせてはじっこからくるくる転がしてまいていく。巻き終わったら反対の端っこを持ち上げてくるくるころがして出してあげる。自作のお寿司の歌を歌いながらやり、出てきたお子さんをぱくぱく~♪と食べます♬

●バランスボール滑り台
よくやる人も多いのでは?大人の膝に同じ向きで座らせ「3,2,1」で勢いをつけてバランスボールから滑り降ります。
「バスに乗ってゆられてる~♬」と歌いながらやるのも楽しいです。

●落下遊び
大きなビーズクッションのようなソファや、お布団がたくさん積んであるところでやります。
お子さんの両脇をもって抱っこし 5からカウント。1のところでブランコのように体をゆらして持ち上げてお尻からダイブ!もちろん落とすのではなく両脇はずっともったままです。

●ジャンプ遊び
トランポリンやジャングルジムなど少しだけ高いとこからジャンプで私めがけて飛んできてもらいます。飛び込んで来たら抱きしめてぐるぐる~っとまわります。

●足ひこうき
あおむけに寝て、お子さんのおなかを足の裏で支え、両手を持って足を上にもちあげます。危ないので手は離さないようにしますが飛行機のように手を横にのばしてあげます。足の裏でおなかをこちょこちょしたり、足をあげさげすると喜んでくれる子も。
足の裏でなくても膝でもできます。



どの遊びも「せーの」「3,2,1」「くるくるくる~」など短い掛け声をいれるようにしています。
くりかえし遊ぶ中で、一緒に掛け声をいうこともできますし、目合わせをうながすことも取り入れれます。

もし、されたことのない遊びがあればぜひぜひやってみてくださいね♬


関西地区

森下 真生

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プロフィール

㈱NOTIA

Author:㈱NOTIA
NOTIAはNO TEAR(泣かないで)。「お父さん、お母さん、泣かないで。私たちがついています」というメッセージを込めています。
NOTIAが目指すのは、自閉症をはじめとする発達障害を持つ幼い子どもたちのために、親とセラピストが対等な立場で協力し、励まし合ってABAセラピーに取り組む、という療育スタイルです。

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