NOTIA通信

自閉症児のためのABAセラピーを行う「株式会社NOTIA」のスタッフによるブログです。

特別支援学級の先生と!

こんにちは。
秋田はお盆が過ぎてすっかり朝と夜は過ごしやすくなってきたました。
体調を崩されている方も多いですが皆さんは大丈夫でしょうか。

さて、先日お子さんが夏休みということで学校の担任の先生がセラピーの見学をしに来てくださいました。

過去にも何回か来てくださっていて、学校での様子をお聞きしたりセラピーの課題を見てもらって学校でも取り入れてくださったりと連携をよくしているケースなんです。

私自身、親御さんから学校の様子をお聞きしていますが実際のところよくわからないところもあるのでそれをお伝えしたら、担任の先生の方から学校に来ませんかとお声をかけていただけたので、何度か学校にも様子を見に行ったことがあるのです。

今度また夏休みが明けたら行けるということだったので楽しみにしております。

メリットとしては、直接お互いのやっていることを見れるので、学校側が課題を導入する上でスムーズに進めることができましたし、学校でこんなことが難しいと教えられたことで、家に持ち帰り練習できたことで習得することができました。

とても、有意義な時間ですし連携も良くできているので大変やりがいを感じられます。

先日は先生が最近のAくんの様子の変化を教えてくださいました。

以前ならクラスのお友達がどう関わったらいいか戸惑っていた部分もあったそうですが、
最近は積極的に関わるようになって、Aくんも楽しそうにしているそうなんです。

その背景には、して欲しいこと・して欲しくないことなどの意思表示を対子供にもできるようになったのだと考えられます。以前だったら、反応も無かったのでお友達もどうしたらいいか分からなかったと思いますが、仕草だったり、表情で分かるようになったことで、一緒にいて楽しいと思えるようになったのではないでしょうか。

Aくんも自分のリクエストに応えてくれるお友達が好きになり、一緒にいることが楽しいと思えるようになったのではないかなと考えられます。

うまく言葉では伝えられなくても、非言語コミュニケーションやジェスチャーで共有できることって素晴らしいなと思います。

また、Aくんは体育の時間の体操が少し苦手で笛の音や掛け声で耳ふさぎをしてしまい、
体操をさせるのが難しかったんですが、クラスのお友達が掛け声が無くても合わせられるよねと言うことで、無言で体操をしたところ、Aくんも嫌がらず真似をして少しずつできるようになったと言う報告を受けました。

幼稚園時代のセラピーだったら、なんとかみんなに合わせられるように掛け声に慣れさせるプログラムを立ててセラピーをしていたと思いますが、、
小学生ともなれば、みんなで話し合ってその子に合わせてあげようと決められるところがすごいなと感心させられました。

学校の先生が「合理的配慮ですね」と嬉しそうに話しくれました。

私もクラスのお友達がAくんに合わせて、一緒に参加できるように考えてくれたことがすごくありがたいし、感動しました。

Aくんにとって、先生をはじめ周りのお友達に刺激を受けて成長できている部分がたくさんあって幸せを感じますし、周りのお友達にとってもAくんの存在によって共に生きることを考えてもらえる貴重な経験になっているのではないかなと思います。


最後にセラピーや学校の見学などスムーズにできるのも親御さんのお声かけがあってこそですので、貴重な体験をさせていただいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

今後も学校とご家庭と一緒に協力しながらAくんの成長を見守っていけたらなと思いますのでよろしくお願い致します。






佐藤ともみ

こんな時はどうしよう

皆さんこんにちは、新潟の松井です。

先日小学生になったお子さんのコンサルティングに伺ってきました。

未就学の時にはNOTIAのセラピストと共に頑張っていた彼も今は通常学級で毎日楽しく学校生活を送っています。

ただ、少々言葉がつたない時があり、特に自分の好きなことについて夢中で話し始めると早口すぎて相手に伝わらず、
学校や学童でイライラする場面が何度か見られたとのことでした。お友達に手は出ないまでも、ちょっとこのままだと危ない気がする…という親御さんのご相談により、お子さんと「こんな時どうする?」を一緒に考えてみました。真っ白なスケッチブックにイラストを描きながら二人でアイディアを出しました。

T(セラピスト)「ねえ、Sくん、イライラするってどんなことか分かるかな」
S(お子さん)「うん、イ~~~!!ってなること」と体に力を込めてイライラした様子を表現します。

T「おお、すごい、知ってるんだね。じゃあさ、こんな場面について考えてみようか」
とイラストを描きます。

T「Sくんが、大好きな○○の話をしてるとするよね」 カキカキ
S「うん」
T「なのに、お友達は、何言ってるのか分かんなくて、何?もう一回言って、って何回も言うんだよ」
S「えーなんで分かんないの!」(ちょっと怒った風に)
T「ねえ、なんで分かんないんだろうね! お友達に通じない時、どんな気持ちかなあ」
S「イライラするよ!イーーって」
T「そうだよね、イライラするよね。そうすると、もしかして叩きたくなったり、怒った声を出したり、イ~ッって言いたくなるかなあ。
S「うーん・・・」

(この辺は実際はもっと時間をかけて話を進めて行ったのですが、ブログのため割愛しています。)

T「きっとイライラしてるから、力が入っちゃうんだね。じゃあさ、イライラしたら、それを静めるのはどうかな」
S「いいね!」

というわけで、二人でどうしたらイライラがしずるか、アイディアを出し合って、実際に演劇よろしくシミュレーションしてみました。
そして
T「この方法どう?イライラなくなった?」と感触を確かめ、結局①大きく息を吸ってはく、と②自分の体を自分でギューッとする というのがよさそうだという結論に達しました。

するとS君が
「先生、ちょっとかして」とスケッチブックを自分の方向に向けおもむろにイラストを描き始めました。
私としては(あんなに絵をかくのを嫌がっていたS君が、自ら絵を描いている・・・)という感動と(何かすごい良い事を思いついたのかしら!)というワクワクで、じっと見守りつつももう口元には笑みを隠し切れずにいました。

S君は「イライラがとんでった」というイラストと穏やかにお友達と話をしているイラストをかいてくれました。(右)
私とS君の話し合いのイラストはこちら。お母様から許可を頂いて掲載させていただきます。↓

anger.jpg

左上から左下、右下、右上の順番に(反時計回り)進んでいます。
見せるように書いていなかったのでよくわからないかもしれませんが、私とS君にとっては道しるべになる一枚です。

これが完成した時には二人で「これ、すっごい分かりやすいね!いいのが出来たね!」と興奮してしまいました。笑
S君は過去の私との話し合い(?)の記録をこうしてスケッチブックのまとめてS君ノートを作っています。
まさにS君にカスタマイズされたソーシャルスキルブックです。
その本にまた一ページ新しいものが加わりました。

夏休み明け、学校でイライラに遭遇する場面でこの一枚が役立ちますように。。。今はそんな風に願っています。

松井

SSTの作品

こんにちは!
関西地区 森下です。

今年も関西では5月からSST教室を行っています。

今年度は6名のお子さんがこられ、月に1回学校の授業をモデルに行っています。

6月の図工の時間に「動物園」のテーマで みんなで絵の作品を完成させました。

このテーマを何にするかは 友達同士で話し合いをして決めます。

毎年この話し合いがなかなか難しく、私たちスタッフも今年はどんな話し合いになるのかな?とドキドキしながら迎えました。

自分の意見を通したい子、意見がなかなか言えない子、意見が通らずに泣く子、話し合いに参加しない子、とみんなの個性が溢れます!

今年はそれぞれ違う意見が出たのですが、最終的に一人のお友達の意見にみんなで賛成することが出来ました👏
あまりにすっと決まったのでびっくりしました。

クレヨンの貸し借りやお友達の絵を褒めたり、間にスタッフが入ってやりとりの練習も行います。

そして出来た作品がこちらです。


img12.jpg

作品は前に張り出して、それぞれ何を書いたかも説明してもらいました。動物がたくさんいるのがわかりますか?


今週末に4回目のSST教室があるので、またどんな1日になるかとても楽しみです♬





泣きっ面にラッキー

こんにちは。北海道の秋本です。

先日、ちょっとしたトラブルがありました。
私はいつも強化子として、シャボン玉のロングスティックを鞄に入れて持ち歩いていたのですが、どこからか液が漏れてしまったのです。
他の玩具やテキストなどがベチャベチャに(涙)
一応袋で包んでおいたのですが、隙があったようです・・・。
通常のシャボン玉より、テンポよく使えるので気に入っていたためガッカリ。

その数日後、ある商業施設を歩いていると縁日コーナーの催し物をしており、出店が並んでいました。
ふと覗いてみると、そこにはなんとスティックタイプのシャボン玉が!
しかも、私が使っていたものより小型!!

シャボン玉2

「これならジッパー付きのポリ袋でしっかり密閉できるので安心!」と、早速複数購入しちゃいました。

強化子としては勿論、お子さんに吹いてもらう課題でも、これから活躍してもらおうと思います!
  ※課題の場合、最初は咥えるタイプの通常のシャボン玉からが簡単そうです。

ホーム

プロフィール

㈱NOTIA

Author:㈱NOTIA
NOTIAはNO TEAR(泣かないで)。「お父さん、お母さん、泣かないで。私たちがついています」というメッセージを込めています。
NOTIAが目指すのは、自閉症をはじめとする発達障害を持つ幼い子どもたちのために、親とセラピストが対等な立場で協力し、励まし合ってABAセラピーに取り組む、という療育スタイルです。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR